床点検口の分類
カネソウでは、一般社団法人 公共建築協会の「建築材料・設備機材等品質性能評価事業」の床点検口の分類に基づき、
フロアーハッチを設定しています。分類内容は下記のとおりです。
参考:一般社団法人 公共建築協会「建築材料・設備機材等品質性能評価事業 建築材料等評価名簿 平成26年度版」の「床点検口」より
評価対象建築材料
- 評価の対象とした床点検口は、一般庁舎等の屋内及び外部玄関ポーチ部分の歩行用とし、コンクリート床スラブ用を対象としている。また、寸法は、600mm角程度までとする。
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1.機能による分類
- (1)一般形 (パッキンを装着しないもの及びガタツキ防止用パッキンを装着したもの)
- (2)密閉形 (ボルト、ナットなどメカニカル構造にパッキンを装着したもの)
- (3)結露防止形 *評価基準に記載無し
- 注)密閉形については機能区分の確認であり、密閉性能については確認していない。
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2.使用箇所による分類
- (1)屋内外用 : 屋外及び屋内の水掛り部分並びに多湿な箇所の床に設けるもので、特に防錆措置を講じた製品とする。
- (2)屋内用 :上記以外で一般室内等の床に設ける製品とする。
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3.仕上げ材による分類
- (1)張物用 : 形状がビニル床シート、ビニル床タイルなどの張物に適したタイプのもの。
- (2)充填用 : 形状が陶磁器質タイルなど下地にモルタル等を充填できるタイプのもの。
- (3)張物・充填用 : 上下逆使用により上記(1)(, 2)のいずれにも対応できるタイプのもの。
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4.主要部位の材質
- (1) 受け枠、蓋枠の材質
- アルミニウム製、ステンレス鋼製、鋼製(防錆処理)(ただし、二重蓋の場合の中蓋は、上記のほか鋳鉄製等を含む。)
- (2) 底板の材質
評価対象品の耐荷重性能
- 1.加圧する荷重値Pn=1,000N(加圧板φ50mm)
2.蓋中央部の残留たわみが点検口の有効径0.08%以内
3.受枠・蓋その他に使用上支障がないこと。
4.破壊荷重が、加圧荷重値Pnの2倍以上
カネソウのフロアーハッチは「屋内外用」と「屋内用」を設定しています。
「屋内用」を、屋外や多湿な箇所で使用される場合は、ご注文時に「オールSUS304製」とご指示ください。
蓋プレート及び補強材の材質をSUS304とした「屋内外用」を製作いたし
ます。