高防錆マンホール鉄蓋

赤錆の発生を抑えます

マンホール鉄蓋には、使用条件や使用環境により赤錆が発生することがあります。赤錆は、マンホール鉄蓋表面に付着しているだけなので、人や車の通行の多い場所であれば、摩擦により剥がされ目立たなくなります。
しかし、人通りの少ない場所や、植栽帯内などに設置されたマンホール鉄蓋の表面は、赤錆が付着したままの状態となるため、美観を損ねる原因となります。

カネソウの高防錆マンホール鉄蓋は、カチオン電着塗装の上に、ポリエステル樹脂系粉体塗装を施し、人通りの少ない場所や、植栽帯内などでの赤錆の発生を抑えます。

人通りの少ない場所や、植栽帯内などに設置されたマンホール鉄蓋は赤錆が目立ち易くなります。

設置場所
屋外:人や車の通行の少ない場所・植栽体内
粉体塗装の性能
粉体素材の系統:ポリエステル樹脂系微粒子粉体塗装
塗装方法:静電塗装
膜厚:50〜70μm
試験項目 性能・効果 試験方法・条件
鏡面光沢度 87〜93 JIS K 5600-4-7
60度鏡面光沢度
引っかき硬度
(鉛筆)
F〜H JIS K 5600-5-4
(傷による判定)
付着性 分類O
(100/100)
JIS K 5600-5-6
碁盤目テープ法による
1mm間隔

塩水噴霧試験による性能評価
塗装面に切り傷を付けたテストピースで試験を行いました。
試験基準:JIS K 5600-7-1
試験溶液:食塩水(濃度5%)
噴霧時間:750時間
塩水噴霧し、750時間経過後の比較

カチオン電着塗装のみ


カチオン電着塗装+樹脂系粉体塗装

取扱上の注意
高防錆マンホール鉄蓋の樹脂系粉体塗装は、均一な塗装面を維持することで性能を発揮します。エッジ部や、表面に傷が付くと、そこから赤錆が発生する原因となります。施工時には塗装面の取扱にご注意ください。表面の傷防止のため、養生シートのご使用をおすすめします。

マンホール鉄蓋用養生シート
注文・発注情報
ご注文の際は鉄蓋の製品符号・呼称と併せて「高防錆仕様」とご指示ください。
<例>MKHY-S-600(丸)-a 高防錆仕様