マンホール鉄蓋には、使用条件や使用環境により赤錆が発生することがあります。赤錆は、マンホール鉄蓋表面に付着しているだけなので、人や車の通行の多い場所であれば、摩擦により剥がされ目立たなくなります。
しかし、人通りの少ない場所や、植栽帯内などに設置されたマンホール鉄蓋の表面は、赤錆が付着したままの状態となるため、美観を損ねる原因となります。
カネソウの高防錆マンホール鉄蓋は、カチオン電着塗装の上に、ポリエステル樹脂系粉体塗装を施し、人通りの少ない場所や、植栽帯内などでの赤錆の発生を抑えます。
人通りの少ない場所や、植栽帯内などに設置されたマンホール鉄蓋は赤錆が目立ち易くなります。
試験基準:JIS K 5600-7-1
試験溶液:食塩水(濃度5%)
噴霧時間:750時間
塩水噴霧し、750時間経過後の比較
カチオン電着塗装のみ
カチオン電着塗装+樹脂系粉体塗装
取扱上の注意
高防錆マンホール鉄蓋の樹脂系粉体塗装は、均一な塗装面を維持することで性能を発揮します。エッジ部や、表面に傷が付くと、そこから赤錆が発生する原因となります。施工時には塗装面の取扱にご注意ください。表面の傷防止のため、養生シートのご使用をおすすめします。
マンホール鉄蓋用養生シート