噴き出し現象の形態について


ルーフドレンからの「噴き出し現象」は屋上部からの雨水が安定的に落下している時と、吸込み渦が発生して空気を巻き込みながら、落下水量が急激に増加した場合とでは噴き出し方が異なります。

●安定的落下時

雨水の落下水量が多く、ルーフドレン本体に当たるだけでなく巻き込まれた空気が雨水により圧縮され、ストレーナーから噴き出し、その際に雨水も外へ押し出してしまう現象が発生する。
●吸込み渦発生時

安定的落下が維持される水深より深くなった場合、屋上のルーフドレン部に吸込み渦が発生します。空気の巻き込み量増加と落下水量の急激な増加により、ストレーナー部から空気と水が一気に噴き出す現象が発生する。
(浅くなり渦が消えれば、通常の噴き出しに戻る)