マンホール鉄蓋MWA ボルトロック部の座金交換時期の損傷目安について


ボルトロック式密閉形(防水・防臭形)マンホール鉄蓋MWAのボルトロック部は、座金(シール座金)により、水密性を確保しております。
シール座金は、SUS304製座金とゴムパッキン(NBR)による構成です。
どちらかに、変形や損傷が生じますと、漏水の原因となります。変形や損傷が生じた場合は、速やかに交換を行なってください。
シール座金交換時期の損傷目安につきましては、下の画像をご参照ください。

@座金

左の座金は未使用の状態です。右の座金のようにナット締付けによる、凹みが生じた場合は、交換してください。
電動インパクトレンチによる過度な締め付けは右のような損傷をまねきます。

Aゴムパッキン

左端が未使用の状態です。左から2番目は、ナットによる締付けにより、圧迫跡が生じた状態ですが、止水機能上問題はありません。左から3番目の状態のように、ゴムパッキンに平面接触面が残っておれば、内径側が拡張しても、止水機能上問題は無いと判断できます。
右端のように、平面接触面が残っていない損傷状態の場合は、即交換してください。また、平面接触面に亀裂がある、あるいは、断裂している場合も、即交換してください。