「アルマ加工」について


「アルマ加工」とは溶融アルミニウムめっきのことです。
溶融亜鉛めっきと同じように、鋼材等を溶融アルミニウム中に浸漬し、表面にアルミニウム皮膜を施す加工法です。

加工温度が700℃前後と高いため(溶融亜鉛めっきは460℃前後)、熱歪みが発生しやすくなりますので薄板、箱物等は歪み対策を検討する必要があり、空気が確実に抜ける形状であることも必要条件になります。

また、めっき槽の大きさにより、加工できる寸法・形状に制限が発生します。

[参考:アルミニウムの融点は659℃です。]