T荷重について


スチール製グレーチングのT荷重は、以下の考えに基づき設定されております。
車両総重量25t(250kN)に相当する荷重を「T-25」とします。
荷重配分は前輪片側10%、後輪片側40%としております。
T-25の場合には
25t×40%=10t
これが後輪1輪荷重となります。
また、その場合の接地面積は200mm(進行方向)×500mm(タイヤ幅方向)とします。
この接地面積で、後輪、1輪荷重がグレーチングに加わることを想定し、強度計算を行います。
その他の荷重も同様に考え、下表の値となります。
荷重 総重量 後輪1輪荷重 接地面積
T-2 2t(20kN) 800kgf(8kN) 200mm×160mm
T-6 6t(60kN) 2400kgf(24kN) 200mm×240mm
T-14 14t(140kN) 5600kgf(56kN) 200mm×500mm
T-20 20t(200kN) 8000kgf(80kN)
T-25 25t(250kN) 10000kgf(100kN)