建築物に加わる雪荷重について


新雪の1立方メートル当たりの重量は、約100キロといわれています。
しかしながら、時間が経過して密度が高まると2〜5倍に増えます。
このため、積雪地においては、屋根に加わる荷重として、雪荷重が設定されています。

代表的な積雪地の雪荷重(kg/m3)の概算値を下記に示します。(条件は、ごく普通の切妻形式の民家の屋根の場合です。)
都市名 雪荷重(kg/m3
札幌 489
青森 579
新潟 303
高山 327
引用文献:屋根叢書 宮野昭彦 著