低汚染型超耐候性フッ素樹脂塗装について


EXジョイントやアルミコーピングに施すフッ素樹脂塗装において、汚れが付着しにくいタイプとして、「低汚染型超耐候性フッ素樹脂塗装」があります。その特徴は、塗膜表面を親水化する事により耐候性を維持しながら汚れを付着させないようにした事です。
※JIS G 4318抜粋 最終加工方法、熱処理を表す記号は、表7による。

従来型との比較表
塗装の種類 帯電防止機能 水洗浄機能
低汚染型超耐候性フッ素樹脂塗装 表面が親水化する事で電気が逃げやすく、汚染物質を引き付けない。 親水性のため、表面に付着した汚れと塗膜の間を水が流れるため、洗浄効果が大きい。
従来型
フッ素樹脂塗装
発生した電気が逃げにくく、帯電しやすいため、埃などが付着しやすい。 撥水性があるため、付着した汚れの外側を水が流れ、洗浄効果が小さい。

塗料は、日本ペイント(株)のデュフロンK300SCを使用し、ステンレス・アルミなどに塗装可能です。価格は従来型フッ素樹脂塗装の約2割アップです。