OP塗、SOP塗について


OP塗、SOP塗とは建築学会あるいは日本建築家協会の塗装の種別の略号です。
OP塗は、JIS K 5511に規定された「油性調合ペイント塗」のことです。
油性調合ペイントは、顔料をボイル油で練り合わせて作り、
建築物の鉄部や木部などの仕上に用いる塗料で、はけ塗り作業性がよく、
一度で厚く塗ることができるが、乾燥が遅く、耐候性が悪い塗料です。
SOP塗は、JIS K 5516に規定された「合成樹脂調合ペイント塗」のことです。
合成樹脂調合ペイントは、アルキド樹脂に顔料を加え作ります。
油性調合ペイントより乾燥が速く、光沢があるためOP塗より広く使われています。