化学物質等安全データシートの提出義務について


化学物質等安全データシート(以下、MSDSとする)制度は、対象化学物質(を含有する製品)を事業者間で取引する際、その性状および取扱いに関する情報の提供を義務づけるもので、これにより、化学物質の安全な取扱いを推進するための手段として、実施されています。

一般的に塗料自体はMSDS制度の対象となりますが、ルーフドレインやマンホール鉄蓋などの塗装製品は、MSDS制度の例外製品である「固形物」にあてはまるため、MSDSの提出は義務付けられておりません。

塗装製品の塗料は工場で十分乾燥させており、製品出荷後に塗料が大気や土壌などに流出し環境に影響を与えることはありません。