建築・設備用鉄蓋の破壊荷重は、安全荷重(通常鉄蓋に載る最大荷重)の4倍以上に設計されています。
破壊荷重>安全荷重×4(この値を安全率という)
これに基づき、T-6仕様の鉄蓋の破壊荷重は60KNとなります。このT-6仕様の鉄蓋にT-20の緊急車両が(一輪当たりの荷重50KN)が一度程度通過しても、鉄蓋が破壊することはありません。これにより、T-6仕様の鉄蓋はT-20の緊急車両の通過が可能といえます。
T荷重 |
衝撃を考慮した後輪一輪荷重 |
破壊荷重 |
T-2 |
5kN |
20kN |
T-6 |
15kN |
60kN |
T-20 |
50kN |
200kN |
荷重条件はHASS209による。
※舗装用鉄蓋の緊急車両の荷重強度については
P031209参照