溶融亜鉛めっき鋼板のめっきの付着量と膜厚について


フロアーハッチやラインピットの一部機種の蓋プレート等に使用されている
溶融亜鉛めっき鋼板 SGHC(JIS G 3302)のめっき付着量は表示記号「Z12」で、
平均付着量が鋼板両面で120g/uとなります。

付着量よりめっきの膜厚を計算すると

付着量bt
算式:A=7.2×t
A=亜鉛付着量(g/u) [片面]
7.2=めっき層の密度(g/c㎥)
t=膜厚(μm)
t=A÷7.2=120/2÷7.2=8.3(μm)

となります。

ただし、溶融亜鉛めっきの膜厚には、誤差を生じることがあるため、参考値としてください。