塗膜の光沢保持率について


塗膜の光沢保持率とは、塗料の性能を表す尺度のひとつです。
塗膜は紫外線、熱、水分など大気暴露により、劣化が始まります。塗装初期の光沢は時間経過とともに、低下していきます。
塗装初期の光沢を100%とし、劣化後にどれだけの光沢を保持しているかの割合を、光沢保持率といいます。
この光沢保持率は、塗料の耐久性と捉えることができます。

一般的には、下表のような性能順位となります。

種類 アクリル塗料 ウレタン塗料 シリコン塗料 フッ素塗料
光沢保持率
低          →          高
耐久年数
4〜6年
7〜10年
11〜14年
15〜20年以上
価格
低          →          高