座金組込みネジについて


座金組込みネジとは、あらかじめ座金(平座金、ばね座金など)が組込まれたネジのことを言います。

座金組込みネジはセムスとも呼ばれています。
ネジ山を転造する前に座金を組み込むため、座金はネジから外れなくなっています。組込み済みのため、座金を入れる手間が省け、入れ忘れ、紛失を防ぐことが可能です。緩み止め、またネジの座面が部材に陥没することを防ぐなど、通常の座金と同様の効果があります。

ネジ頭の形状も、なべ頭やキャップなどがあります。平座金だけのものや、平座金とばね座金を組合わせたものなどさまざまな種類があり、目的に応じて選ぶことができます。