名古屋テレビ塔 ― 免震構造建築用エキスパンションジョイント


登録有形文化財に指定されている「名古屋テレビ塔」の免震改修工事にて、免震構造建築用MXシリーズをご採用いただきました。

設置場所は、テレビ塔とエレベーター棟の渡り廊下(外部、内部)と屋外通路です。渡り廊下の外壁部は、2~4階において斜めに接続する必要があり、外壁部免震エキスパンションジョイントMX22HSを応用した仕様となっています。




製品施工写真





屋根部:MX12
外壁部:MX22HS(斜めクリアランス対応仕様)
軒天部:MX44E


天井部    :MX44SB-U
内壁部    :MX55S-FF
床部(屋内床):MX66NT-3P



床部(屋外床):MX77G
       (X方向スライド式仕様)
免震手摺   :MX-TEVP-KA





振動台による可動確認試験


写真は「名古屋テレビ塔」の免震改修工事にてご採用いただきました、外壁部免震エキスパンションジョイントの振動台試験の様子です。

外壁部にエキスパンションジョイントカバーを斜めに設置することに対し、地震時にテレビ塔(免震部)が水平方向に最大50cm程度動く設計となっており、可動確認を実施しました。

カネソウでは、自社の振動台で性能確認試験を行い、個別案件における特殊製品の可動確認対応を行うことにより、更なる高機能製品の作り込みに注力しています。

外壁部:MX22HS(斜めクリアランス対応仕様)