品質マニュアル(KS-Z001)

[第四十五版]

目  次

    1.会社概要
  • 1.1 一般
  • 1.2 社是・社訓
  • 1.3 事業所
  • 1.4 当社の製品
  • 1.5 当社の生産形態
  • 1.6 品質マネジメントシステム導入の目的
  • 1.7 品質マネジメントシステム体系図
    4.組織の状況
  • 4.1 組織及びその状況の理解
  • 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解
  • 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定
  • 4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス
    6.計画
  • 6.1 リスク及び機会への取組み
  • 6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定
  • 6.3 変更の計画
    7.支援
  • 7.1 資源
  • 7.2 力量
  • 7.3 認識
  • 7.4 コミュニケーション
  • 7.5 文書化した情報
    8.運用
  • 8.1 運用の計画及び管理
  • 8.2 製品及びサービスに関する要求事項
  • 8.3 製品及びサービスの設計・開発
  • 8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理
  • 8.5 製造及びサービスの提供
  • 8.6 製品及びサービスのリリース
  • 8.7 不適合なアウトプットの管理
    10.改善
  • 10.1 一般
  • 10.2 不適合及び是正処置
  • 10.3 継続的改善
    添付資料
  • 品質マネジメントシステム体系図

1. 会社概要


所在地 電話・FAX
本 社 〒510‐8101 三重県三重郡朝日町大字縄生81番地 電話 (059)377-3232 FAX (059)377-3905
東京支店 〒105−0004 東京都港区新橋六丁目9番5号 JBビルディング3F 電話 (03)3433-6645 FAX (03)3433-6637
大阪営業所 〒550−0005 大阪府大阪市西区西本町一丁目3番10号 信濃橋富士ビル10F 電話 (06)7639-5870 FAX (06)7639-5880
仙台営業所 〒980−0804 宮城県仙台市青葉区大町一丁目1番8号 第3青葉ビル9F 電話 (022)214-8088 FAX (022)214-8089
福岡営業所 〒812−0011 福岡市博多区博多駅前四丁目8番15号 博多鳳城ビル6F 電話 (092)432-2532 FAX (092)432-4976
朝日工場 〒510−8101 三重県三重郡朝日町大字縄生81番地 電話 (059)377-4747 FAX (059)377-5684<JIS表示認定工場>
川越工場 〒510−8125 三重県三重郡川越町北福埼115の1
2. 引用規格
3. 用語及び定義
製品と設計・開発との関連を下表に示す。
名称 区分の内容 向け先 金型変更 担当部署 8.3
製品及びサービスの設計・開発
基本となる標準品有 標準品 総合カタログに掲載している既に仕様が確定された製品を指す。ただし、設置に合わせて断面形状を変えずに長さ寸法を変更する場合をふくむ。 不特定 
特定

営業部 

事業推進部


該当せず
別製品 標準品をベースに軽微な仕様変更をした製品を指す。ただし、機能・構造に影響がない事とする。 特定 該当せず
バリエーション開発製品 標準品に新たにサイズ、機種の追加をする製品を指す。 不特定 有,無 事業推進部 該当する
改良製品 標準品をコストダウン、品質向上を目的に改良する製品を指す。 不特定 有,無 該当する
基本となる標準品無 特注品 ベースとなる標準品がなく、特定の顧客の要望に従って仕様を確定し、機能・構造が新しい製品を指す。 特 定 有,無 事業推進部 該当する
新規開発製品 新規に開発する製品を指す。 不特定 有,無 該当する
4. 組織の状況
5.リーダーシップ
経営ビジョン・ミッション
 1.ミッション「快適をかたちに」
 2.成長・お客様本位・社会貢献
 3.ステークホルダーとの適切な協働
 4.企業倫理・法令順守
 5.無事故・無災害・「危機管理」・「リスク管理」
 6.働き方改革
 7.会社維持、成長に係る人材育成・教育・訓練
 8.自己研鑽について
 9.担当者への権限委譲
10.「支援」・「モニタリング−監視」
11.自律的に変革する組織風土、企業家型・競争原理型の組織文化の醸成
品質方針・環境方針 (ISO9001・ISO14001)
1.継続的改善
2.リサイクル
3.ライフサイクル思考
4.汚染抑制
5.発明の奨励
6.JIS表示認証工場としての維持管理を継続します。
7.下水道用資器材製造認定工場としての維持管理を継続します。
8.生産性向上を目的とした多工程持ちを推進します。
−本方針は公開するものである−
代表取締役社長   豊田悟志
令和5年 4月 1日
部門   職務分担
会長   社長を補佐して全般的業務の執行に関する基本方針の樹立に参画する。 社長に差し支えあるときは会社を代表し、定められた範囲内で社長決裁事項を代理する。
社長   会社を代表し、定款及び取締役会で定められた方針に基づき、また自ら諸方針を立て、会社業務の執行を統括する。
監査等委員である取締役   会社の業務監査及び会計監査を実施する。
内部監査室(※)   各部門の諸業務が適正に遂行され、かつ、社内資産の保全、対外信用保持などを通じて、業務向上のための監査・指導を行う。(ISO9001の内部監査とは別の行動)
IT支援室   全社経営戦略の策定・情報管理・情報システム業務全般・原価計算
管理部 管理課 総務、庶務、秘書、人事、労務、教育、電気関係施設の維持管理、購買品事務処理,発注、起票伝票のコード変換・入力業務、品番管理、建物・施設・電気設備・生産設備の保全・管理、経理・財務、中長期経営戦略などに関して企画・調整を行うとともに、全社の経営システムの充実と高度化を図る。買掛金の管理。
営業部

本社営業部

東京支店

仙台営業所

大阪営業所

福岡営業所

全国への営業業務全般
:営業活動、販売戦略の立案、販売計画の立案、信用調査、指定取得活動
受注業務(電話応対など)、積算・見積業務

事業推進部

 

受注2課 販売関係の出荷事務、在庫確認、出荷指示書・納品書・請求書等の事務業務、 出荷・梱包、発送業務、物流業務

 

開発課・
品質保証課
新規製品開発に関する業務、新製品の企画開発、それに伴う新規設備導入計画、既存製品の改良、バリエーション開発、基礎研究開発に関する実験・試験、テクニカルサービス、工場所有権の出願・維持・管理、建築外構製品に関する業務、物件管理、提案営業等、広告宣伝に関する業務、カタログ作成企画、ホームページ管理、展示会出展企画、EXジョイント・スリットみぞ蓋のスペック営業、積算業務、設計折り込み活動、新商品企画(OEM含む)、試験、実験、強度計算及びデータ整備、品質管理業務、CS業務、工程管理、規程の維持・整備
EXジョイント
設計課
EXジョイントの打合せ・承認図の作成、テクニカル関連・納入工程管理、利益管理
設計課 設計に関する業務、客先との打合せによる仕様確定、見積り、御使用願図、製作図面の作成、設計及び生産技術情報についての企画・開発・運用(CAD等)、全製品のテクニカルサービス
利益管理課 別製品の利益管理、積算業務全般、別製品の工程管理・仕様確定・定価設定(原価算出)、別製品の標準品化、INFOメール確認
購買課 購買品事務処理、発注、起票伝票のコード変換・入力業務、品番管理
生産管理課 鋳鉄器材製品の管理及び施設に関する業務(鋳鉄器材工場)
スチール器材製品の管理及び施設に関する業務(グレーチング工場)
製作金物製品の管理及び施設に関する業務(製作金物工場)
鋳鉄品・社外製品の管理及び施設に関する業務(鋳造工場)
<各部共通>
既存設備の維持・管理・保守、工場の管理、製品の製造に関する業務、製造工程、品質管理・製品検査、外注工程に関する業務、安全衛生に関する事項、既存設備点検・保守、治工具類の保全管理、生産技術の改善、社内内製業務の企画・計画・推進、海外製品の調達、資材に関する業務、購買先の選定・価格決定、外注先の選定・価格決定・棚卸規格管理、建物・施設・電気設備・生産設備の保全・管理、営業活動、受注業務
工場 鋳鉄器材工場、グレーチング工場、製作金物工場、鋳造工場における生産業務
6. 計画
7.支援


品質マニュアルと関連規程の対照表

品質マニュアルの項 関連規程名
5.3 組織管理規程(KS−G105)、業務分掌規程(KS−G108)、職務権限規程(KS−G109)
6.1 方針管理規程(KS−Z021)
6.2 方針管理規程(KS−Z021)
6.3 方針管理規程(KS−Z021)
7.1 工程管理規程(KS−Z009)、計測機器管理規程(KS−Z011)
7.2 教育・訓練規程(KS−Z018)、方針管理規程(KS−Z021)
7.4 内部コミュニケーション規程(KS−Z105)、外部対応規程(KS−Z106)
7.5 文書管理規程(KS−Z005)、品質記録管理規程(KS−Z016)
8.1 設計管理規程(KS−Z004)、品質記録管理規程(KS−Z016)
8.2 契約内容確認規程(KS−Z003)、設計管理規程(KS−Z004)、顧客所有物管理規程(KS-Z007)、是正処置及び予防処置規程(KS−Z014)
8.3 設計管理規程(KS−Z004)
8.4 購買管理規程(KS−Z006)、検査・試験規程(KS−Z010)
8.5 工程管理規程(KS−Z009)、計測機器管理規程(KS−Z011)、教育・訓練規程(KS−Z018)、製品の識別及びトレーサビリティ規程(KS−Z008)、検査・試験規程(KS−Z010)、顧客所有物管理規程(KS−Z007)、取扱い規程(KS−Z015)
8.6 検査・試験規程(KS−Z010) 、不適合品管理規程(KS−Z013)
8.7 検査・試験規程(KS−Z010) 、是正処置及び予防処置規程(KS−Z014)、不適合品管理規程(KS−Z013)
9.1 内部監査規程(KS−Z017)、設計管理規程(KS−Z004)、是正処置及び予防処置規程(KS−Z014)
9.2 内部監査規程(KS−Z017)
10.2 是正処置及び予防処置規程(KS−Z014)、不適合品管理規程(KS−Z013)
8. 運用
9. パフォーマンス評価
(a)製品の適合性の実証 (b)品質システムの適合性の確実化 (c)品質システムの有効性の継続的改善
監視・測定 製品及びサービスのリリース(8.6項)
(不適合なアウトプット の管理(8.7項))
顧客満足(9.1.2項)
内部監査(9.2項)
一般(9.1.1項)
顧客満足(9.1.2項)
内部監査(9.2項)
分  析 分析及び評価(9.1.3項) 分析及び評価(9.1.3項) 分析及び評価(9.1.3項)
改  善 継続的改善(10.3項)
不適合及び是正処置(10.2項)
継続的改善(10.3項) 継続的改善(10.3項)
不適合及び是正処置(10.2項)
担当部署 どこから 情報源 把握する情報 どう活用するか(データ分析とその目的) 関連文書
営業部
事業推進部
主要顧客 日々の営業活動等 顧客満足度 
新製品につながる情報
顧客満足の推移を分析し顧客満足の改善につなげる 
社内教育資料 
社外への公開資料(必要時)
全顧客 社外クレーム処理票 クレーム情報 製品改良 
クレーム対応 
社内教育資料
是正処置及び予防処置規程
顧客(打合せ時) 情報カード 
打合せ記録
メールなど
顧客満足度 
新製品につながる情報 
クレーム情報
顧客満足の推移を分析し顧客満足の改善につなげる 
社内教育資料 
製品改良 
クレーム対応
他社にはあって当社にはない製品情報
是正処置及び予防処置規程 
設計管理規程
項目 担当部 内容 データ
(a)顧客満足 営業部
事業推進部
顧客の反応や、苦情、要望についての分析を行う。 打合せ記録
社外クレーム処理表
情報カード
電子メールなど
(b)製品要求事項への適合性 是正処置並びに予防処置を講じた不適合の分析を行う。 社外クレーム処理票
社内クレーム処理票
情報カード
(c)予防処置の機会を得ることを含む、プロセスと製品の特性及び傾向 是正処置並びに予防処置を講じた不適合の分析を行う。 社外クレーム処理票
社内クレーム処理票
情報カード
(d)供給者 事業推進部
受入検査の記録や、社外・社内クレーム(購買先に関係するもの)に関する分析を行う。 社外クレーム処理票
社内クレーム処理票
(購買先に係るもの)
(e)品質目標の達成状況 全部門 品質目標の達成状況を把握する。 目標・マネジメントプログラム
10 改善