床上掃除口の金具枠と施工方法について
- 製品分類：床排水金物・通気金物
- 分類番号：P061128
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床上掃除口には、金具枠の大きいもの（化粧型）と小さいもの（一般型）があります。
化粧型と一般型では、施工方法や納まりが異なります。
以下は、塩ビ管差し込み用を使用した長尺塩ビシート仕上げの場合の施工方法です。
・化粧型の施工方法
・一般型の施工方法
床上掃除口の納まりは下図のようになります。
それぞれの特徴は、下表のようになります。
| 金具枠大（化粧型） | 金具枠小（一般型） | |
|---|---|---|
| 鋼管ねじ込み用（内ねじ） | － | CKA-S |
| 塩ビ管差し込み用 | CKO-VPS | CKF-VPS |
以下は、塩ビ管差し込み用を使用した長尺塩ビシート仕上げの場合の施工方法です。
・化粧型の施工方法
①配管を立ち上げて、床開口を埋める。
②床下仕上げ後、配管を切断する。（仕上げ面で切断）
③長尺塩ビシートを貼る。
④長尺塩ビシートを切り取り、配管穴を設け、掃除口を取り付ける。
①配管を立ち上げて、床開口を埋める。
②床下仕上げ後、配管を切断する。（仕上げ面と掃除口の金具枠高さを考慮して切断）
③最終の仕上げ高さで掃除口を取り付ける。
④長尺塩ビシートを貼る。（掃除口部分をカット）
床上掃除口の納まりは下図のようになります。
化粧型：掃除口は金具枠高さ分だけ床より高くなる。
一般型：掃除口は床仕上げと同面
それぞれの特徴は、下表のようになります。
| 美観 | 施工 | バリアフリー | 価格 | |
|---|---|---|---|---|
| 化粧型 | きれいに納まる | 容易 | 不向き | 比較的高価 |
| 一般型 | 仕上材の切断部分が見える | 難しい | 良 | 安価 |