面取り加工とは、角を削って面を作り出す加工のことです。
90°の角に45°の面取り加工を行う場合に機械製図では、
chamfer(チャンファー)の頭文字「C」を面の大きさを表す記号に使います。
例:縦5mm、横5mmの面取りを「C5」と表します。

注意
面取りと言いますが、「C5」の「 5 」は面の幅ではなく、削り取る1辺の長さを表しています。
溶接のための面取り加工(開先加工)の場合は、断面積が大きく異なるため特に注意が必要です。
関連ワンポイント:
P021002 製図においてよく使われる寸法記号について