車両が繰り返し通行する場所に
ボルト固定式
- 六角穴付ボルトで、スリット蓋と枠を固定し、ガタツキを防止します。車両が繰り返し通過してもボルトが緩みにくい構造です。
- ボルトの固定は専用スパナ(別売)を用います。汎用工具での締緩は困難で盗難防止効果があります。
- 固定ボルトの脱落を防ぐクリップ付です。運搬時やスリット蓋開閉時に紛失する心配がありません。

メインバーに切欠きがない構造で、意匠性・安全性を高めています。
固定方法
- @メインバーの方向と専用スパナのグリップ部を平行にして挿入します。
- A専用スパナの先端を、六角穴付ボルトに合わせて挿入し、右へ回してスリット蓋が動かなくなるまで締め付けてください。
- 必ず、蓋敷設後にボルトを締め付けてください。
また、ボルトに緩みが発生していないか、定期的に確認してください。
車両が乗り入れる可能性のある場所に
スライドスクリューロック式
- スリット蓋の裏面にロック金具が付いており、通行時のガタツキや騒音を抑制します。また、蓋の跳ね上がりを防止し、安全性を高めます。
- プラスドライバーでロック金具をスライドして、ねじを締め付けることで、枠の角パイプに固定します。

メインバーに切欠きがない構造で、意匠性・安全性を高めています。
固定方法
- @蓋を枠に載せ、プラスドライバーでねじの頭部が戻り止め突起を超えるまでロック金具を角パイプ方向へスライドさせます。
- Aねじを右へ回すとロック金具が上がり、蓋が枠の角パイプに固定されます。この時、蓋と枠の左右のすきまを調整しながら、蓋が動かなくなるまで締め付けてください。

- 必ず、蓋敷設後にスライドスクリューロックを確実に締め付けてください。
また、ロック金具に緩みが発生していないか、定期的に確認してください。

車両制限令の一般制限値として、道路を通行する車両の1輪あたりの最大荷重は5トンです。
※車両制限令 第三条 第1項 より

輪荷重は車両総重量の前輪片側10%、後輪片側40%の割合で荷重がかかるとして強度計算しています。
※一般社団法人 公共建築協会
建築材料・設備機材等本質性能評価事業 グレーチングの試験荷重 より