型枠工事、鉄筋溶接工事不要のピット形成ユニットです

屋内床の排水溝や配線・配管ピットの形成を簡略化し、大幅な工期短縮を可能にする新工法です

浴室や厨房などの建物内に設けられる排水用のピット、病院のMRI室・CT室・X線室などの床に設けられる配線用のケーブルピットなどで、ピット(みぞ)の形成と同時に、ピットを覆う蓋やグレーチングを載せる受枠を設置する、無型枠の工法です。

特徴


無型枠工法製品の施工手順


@受枠設置・レベル調整
受枠アンカーに取り付けたボルトを回してレベル調整します。

Aボード取り付け・モルタル固定
受枠のクリップにボードを取り付けます。ピット内底面もモルタルで仕上げておきます。

Bコンクリート打設
受枠に養生カバー・幅決め材を取り付けて、コンクリートを打設します。

Cピット内防水仕上げ
排水ピットの場合、ピット内に防水塗装を施します。

施工手順を動画でもご紹介しています


繊維強化セメントボードについて

JIS A 5430繊維強化セメント板に適合した材料です

厚さ6mmのボードで、コンクリート打設に耐える強度を有します。また、軽量なため工事現場での取扱も容易で、コンクリート用丸ノコ(ダイヤモンドカッター)での切断が可能です。

繊維強化セメントボードは、ダイセルミライズ株式会社の「セル・スリムステップボード」(SSB)を使用しております。

ラインナップ

排水ピット形成ユニット

ステンレス製グレーチング
ステンレス製 セメントボード付受枠

配線ピット形成ユニット

樹脂タイル用 アルミニウム目地
アルミニウム製 セメントボード付受枠