マシンハッチ


マシンハッチを選択する際の4つのポイント

マシンハッチ
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1.強度

マシンハッチの強度基準は下表のとおりです。
強度 荷重 載荷板 基準・規格
歩行用 3,500N/u 等分布荷重 建築基準法施行例 第85条 積載荷重
T-2 7.8kN 200×160mm 総重量2,000kgfまでの車両の乗り入れが可能
T-6 23.5kN 200×240mm 総重量6,000kgfまでの車両の乗り入れが可能
T-14 54.9kN 200×500mm 総重量14,000kgfまでの車両の乗り入れが可能
マシンハッチの設置場所について
車道以外で、車両が走行することはまれで、走行することがあっても緊急車両等が一時的に通過などで低速で走行するような、車両が乗り入れる可能性のある建物内に設置できます。
※車両が頻繁に通行する場所や、フォークリフト等の特殊車両が通行する場所には適しません。

2.形式(機能)

機能は密閉形(防水・防臭形)と一般形を設定しています。
密閉形
二重蓋構造で、中蓋と受枠をボルトで固定することにより、防水・防臭性を高めます。上蓋から浸入した水は、受枠に設けられた内ネジソケットに排水管を接続することで、浸入した水を排水することができます。
点検口直下に電気設備が存在する場所や、点検口内に排水設備がない場所等の、防水性を必要とする場所にご使用いただけます。
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一般形
防水・防臭性が必要とされない場所にご使用いただけます。
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3.蓋の種類

蓋の種類は充填蓋と縞鋼板蓋を設定しています。
充填蓋
周囲と同じ床仕上材を充填でき、意匠性に優れます。充填深さ30mmで、陶磁器質タイルなどが貼り込めます。目地部はステンレス製で高級感を演出します。
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縞鋼板蓋
滑り止め効果が高い、縞鋼板蓋タイプで、コストパフォーマンスに優れます。塗装色はダークブラウンで、受枠はステンレス目地付です。
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把手について
把手は機種により、落し込み把手とインサート把手の2種類を設定しています。
落し込み把手は手で持ち上げ、上蓋の開閉を行います。
インサート把手(ねじ部:M16)は重量物の通行に耐えることができる、ねじ込み式の把手で、専用開閉ハンドルを使用して開閉を行います。または別売のアイボルト:M16で上蓋を吊り上げることも可能です。
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落し込み把手
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インサート把手
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専用開閉ハンドル

4.サイズ

設置場所の有効開口寸法を目安に製品サイズを決定してください。
標準設定サイズ(有効開口寸法):700、800、900、1000、600×1200
※標準サイズ以外の特殊サイズも製作可能です。お問い合わせください。

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