スチール製グレーチング


グレーチングを安全にご使用いただくためのお願い

本製品は正しく取り扱うことで、安全にご使用いただけます。
製品の誤った場所での使用、誤った取り扱い、破損したままの製品を継続して使用することによる、
事故の未然防止のため、下記の注意事項をお守りいただくよう、お願い致します。

設計上の注意事項

設計条件を超える荷重がかかる場所では
使用しないでください。
グレーチングには設計荷重があります。設計条件を超える荷重がかかると、破損や変形を招き、事故を引き起こす恐れがあります。
各製品の強度基準を必ず確認してください。
車両の進行方向を確認してください。
グレーチングには、「横断溝用」と「側溝用」があります。敷設場所の車の進行方向を確認のうえ、機種選定を行ってください。誤った機種を敷設すると、破損や変形を招き、事故を引き起こす恐れがあります。
素足で歩く場所には使用しないでください。
スチール製グレーチングは、浴室やプールなど素足で歩く場所では、使用しないでください。素足で歩くと、ケガをする恐れがあります。
みぞや開口部の蓋以外に使用する場合。
グレーチングをみぞや開口部の蓋以外の用途に使用する場合は、使用方法、設計条件等を決定のうえ、弊社にご相談ください。

施工上の注意事項

必ずメインバーの両端を支持してください。
グレーチングを敷設する場合、メインバーの両端を必ず支持してください。メインバーの両端を支持しないと、本来のグレーチングの強度が得られず、破損や変形を招き、落下などの事故を引き起こす恐れがあります。特に、正方形のグレーチングの場合、敷設方向に注意が必要です。
クロスバー側を上にして敷設してください。
グレーチングには表面と裏面があります。クロスバーが溶接された側が表面です。
裏面を上にして敷設すると、車いすや自転車等の通行において、転倒などの事故を引き起こす恐れがあります。
加工をしないでください。
切断、穴あけ、切削、変形などの加工を施さないでください。グレーチングの強度の低下や、錆の発生の原因となり、事故を引き起こす恐れがあります。

取扱・維持管理上の注意事項

取り付け・取り外しは専門業者に依頼してください。
清掃や交換などのメンテナンスが必要な場合は、専門業者に依頼してください。取付方法を誤ると、破損や変形を招き、事故を引き起こす恐れがあります。清掃や交換、点検などの際は、必ず作業用手袋を着用してください。
油などが付着した場合、
すみやかに取り除いてください。
油などの滑りやすいものがグレーチングの表面に付着すると、車両のスリップや歩行者の転倒などの事故を引き起こす恐れがあります。すみやかに清掃を行い、油などを取り除いてください。
破損、変形したグレーチングは使用しないでください。
何らかの原因で、破損や変形したグレーチングは、強度が著しく低下しており、事故を引き起こす恐れがあります。適正なグレーチングに交換してください。
すきまに指を入れないでください。
グレーチングとグレーチングのすきまや、グレーチングと受枠のすきまなどに指を入れると、指詰めなどでケガをする恐れがあります。