現場打側溝用スリットみぞ蓋の強度基準は下表のとおりです。
設置場所 |
車種例 |
強度 |
基準・規格 |
後輪1輪にかかる荷重 |
衝撃係数 |
タイヤ接地面積(載荷板) |
建物内、建物敷地内、公園敷地内、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所 |
8トン貨物、ダンプ、消防車 |
T-14 |
総重量14トンまでの車両の乗り入れが可能 |
54.9kN |
0 |
200×500mm |
小形乗用車(2000cc以下) |
T-2 |
総重量2トンまでの車両の乗り入れが可能 |
7.8kN |
0 |
200×160mm |
T-14について
車種例:8トン貨物、ダンプ、消防車
強度:T-14
※総重量14トンを超える場合も1輪荷重5トン未満であれば車両の乗り入れが可能です。
※車両が頻繁に通行する場所や、フォークリフト等の特殊車両が通行する場所には適しません。
基準・規格による車両の総重量:14トン(14,000kgf)
荷重(後輪1輪にかかる荷重):
Wt=14,000kgf×0.4
=5,600kgf
=54.9kN
タイヤ接地面積:200×500mm
輪荷重は車両総重量の前輪片側10%、後輪片側40%の割合で荷重がかかるとして強度計算しています。
※一般社団法人 公共建築協会
建築材料・設備機材等本質性能評価事業 グレーチングの試験荷重 より
T-2について
車種例:小形乗用車(2000cc以下)
強度:T-2
※車両が頻繁に通行する場所や、フォークリフト等の特殊車両が通行する場所には適しません。
基準・規格による車両の総重量:2トン(2,000kgf)
荷重(後輪1輪にかかる荷重):
Wt=2,000kgf×0.4
=800kgf
=7.8kN
タイヤ接地面積:200×160mm
※一般社団法人 公共建築協会
建築材料・設備機材等本質性能評価事業 グレーチングの試験荷重 より