デッキプレートやフラットデッキなどの鋼製材料の上に、ルーフドレンが簡単・確実に仮固定でき、コンクリート打設と同時に合成スラブ内にルーフドレンが設置できる打込型です。
デッキプレート打込型専用の固定金具は、各種デッキプレートのみぞ幅、みぞ高さに対応する寸法・形状です。また、たて引き用ルーフドレンの固定金具には、コンクリートの充填に効果的な、穴加工が施してあり、より確実な合成スラブが施工できます。
各種ルーフドレンに対応します
- たて引き用
- よこ引き用
- 防水層張掛け幅100mmタイプ
- 外断熱用
- 外廊下排水用
- ステンレス鋳鋼製
先穴あけ仕様
- デッキプレート打込型ルーフドレンを使用します。
- スラブコンクリート打設前に、フラットデッキに穴をあけます。
- 納まり図

施工手順
- ルーフドレン本体を、固定金具に、養生蓋、長ねじボルト、蝶ナット、位置決めプレートを使用して組み付けておきます。
- 切り欠き穴寸法に基づき、フラットデッキ上のルーフドレン取付位置にケガキを行います。
- ケガキ線に沿って、フラットデッキを切断します。
- 工程1.でセットしたルーフドレン本体および固定金具をフラットデッキに載せます。
- フラットデッキと固定金具をドリルねじまたは溶接で固定し、取付完了です。
- コンクリートを打設します。
- コンクリート硬化後、養生蓋、蝶ナット、長ねじボルト、位置決めプレートを外します。
詳細は、デッキプレート打込型施工要領書をご覧ください。
フラットデッキへ納める場合の注意
以下に該当する場合は、リブに2ヶ所以上跨るように、山形鋼などの補強材を入れて強度を確保してください。
- フラットデッキに150mm以上の穴をあける場合
- リブが切断される場合