エキスパンションジョイントカバー
人工地盤用エキスパンションジョイント
強度基準
カネソウEXジョイント人工地盤用の強度基準は、使用場所の条件に応じて、歩行用からR-5仕様までを設定。
使用条件に合った機種をお選びください。
設置場所および強度に関しては下記の表を参照してください。
※カネソウEXジョイント人工地盤用は、一般車道には適しません。 設置場所は、公共の車道を除く、建物内、建物敷地内です。
設置場所および強度に関しては下記の表を参照してください。
※カネソウEXジョイント人工地盤用は、一般車道には適しません。 設置場所は、公共の車道を除く、建物内、建物敷地内です。
| 設置場所 | 車種例 | 強度 | 基準・規格 | 荷重 | タイヤ接地面積（載荷板） |
|---|---|---|---|---|---|
| 建物外周部、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所、人工地盤部 | 車両制限令で規定されている、道路を走行できる車両 | Ｒ-5 輪荷重5トン |
車両制限令に基づき、道路を通行する車両の最高限度である、総重量25,000kgf、1輪荷重5,000kgfまでの車両の乗り入れが可能 | 50.0kN | 200×500mm |
| 建物外周部、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所、人工地盤部 | 小形乗用車 （2000cc以下） |
T-2 | 総重量2,000kgfまでの車両の乗り入れが可能 | 7.8kN | 200×160mm |
| 建物内、建物外周部、人工地盤部 | ― | 歩行用 | 道路橋示方書、歩道等の群集荷重 | 5.0kN/㎡ | 等分布荷重 |
R-5（輪荷重5トン）について
道路を走行できる車両の一輪あたりの最大荷重は5トンまでです。
- 車両制限令 第三条
- 車両の幅等の最高限度 に基づく。
T-2について
●強 度：
T-2- ※ 車両が制動、転回する場所への設置には、適しません。
※ フォークリフト等の特殊車両が通行する場所に設置する場合は、別途、強度設計が必要です。 ●基準・規格による車両の総重量：
2トン（2,000kgf）●荷重（後輪1輪にかかる荷重）：
W =2,000kgf ×0.4
= 800kgf
= 7.8kN●タイヤ接地面積：
200×160mm
- 一般社団法人 公共建築協会
- 建築材料・設備機材等品質性能評価事業 平成29年版
グレーチングの試験荷重 に基づく。
歩行用について
設置場所：建物まわり（玄関先など）
●強 度：
歩行用
※ 台車や、設備機器等が通行する場合、別途、強度設計が必要です。●基準・規格：
歩道等の群集荷重●荷重：
5.0kN/㎡ （等分布荷重）●荷重条件：
等分布荷重- 道路橋示方書 2.2.2 活荷重
（3）床版及び床組を設計する場合の活荷重より
使用上の注意
エキスパンションジョイントカバー上は、車両が徐行するよう設計してください
耐車両強度を有するエキスパンションジョイントカバーは、 徐行で車両が通過する条件で設計しております。速度が出やすい場所に設置される場合は、減速帯を設ける等、車両速度を低下させる処置をとってください。 人工地盤用エキスパンションジョイントは、徐行で車両が通過する条件で設計しております。台車や設備機器等が通行する場合
エキスパンションジョイントカバーのカバー上を、台車やハンドリフト、病院などにおけるストレッチャーや電動手術台、移動型X線装置、介護施設における移動式浴槽など、設備機器が通過する場合、別途、強度設計が必要です。通過する重量物の総重量、車輪の接地面積、車輪の数量を提示いただき、ご相談ください。
繰り返し車両の制動が行われる場所へ の設置には、適していません
耐車両強度を有するエキスパンションジョイントカバーは、徐行で車両が通過する条件で設計しております。 エキスパンションジョイントカバー上で車両が停止するよう停止線を設ける等、エキスパンションジョイントカバー上で、繰り返し車両の制動が行われるような場所への設置は避けてください。車両が転回する場所への設置には、適していません
耐車両強度を有するエキスパンションジョイントカバーは、直進で車両が通過する条件で設計しております。エキスパンションジョイントカバー上で、ハンドルを切りながら車両が通過するような場所への設置は避けてください。※JX-CB、WJX-CBは除く
商業施設・物流施設で大形車両が通行する場合
商業施設・物流施設で、大形車両の通行がある場所に、エキスパンション ジョイントカバーを設置される場合、専用機種をご使用ください。（JX-CB、 WJX-CB）
