フロアーハッチ


フロアーハッチを選択する際の5つのポイント

フロアーハッチ
フロアーハッチ
フロアーハッチ
フロアーハッチ
フロアーハッチ

1.強度

フロアーハッチの強度基準は下表のとおりです。
強度 荷重 基準・規格 該当製品
歩行用 等分布荷重 3,500N/u 建築基準法施行例 第85条 積載荷重 MATIを除く製品
歩行用 等分布荷重 5.0 kN/u 道路橋示方書 歩道等の群集荷重 MATI-MMATI-P

2.仕上材(充填材)

充填用、張物用、フローリング床材用を設定しています。
目地は、ステンレスとアルミニウムを設定しています。床仕上材の色彩や素材の質感に応じて、目地の材質を選択してください。
充填用 フロアーハッチ 陶磁器質タイルなど下地にモルタル等を充填できるタイプで、厚みのある仕上材の貼込みに適しています。また、仕上材のはく離を防止するモルタル止めも装着しています。カーペット床仕上の場合、モルタルを充填しカーペットをその上に貼ってください。
張物用 フロアーハッチ 蓋プレートの位置が浅く、ビニル床シート、ビニル床タイルなど薄い床仕上材を貼込む場合に適しています。

フローリング床材用 フロアーハッチ フローリング床材用です。12.5mm用と、15mm用のフローリング厚さに適合する2種類の蓋を設定。また、受枠はコンクリート下地用、木下地用の2タイプからお選びいただけます。

3.形式(機能)

機能は密閉形(防水・防臭形)と一般形を設定しています。

密閉形(防水・防臭形)

蓋と枠をボルトで固定することにより、防水・防臭性を高めたフロアーハッチです。点検口直下に電気設備が存在する場所や、点検口内に排水設備がない場所等の、防水性を必要とする場所にご使用いただけます。また、断熱性も備えた断熱形も設定しています。蓄熱槽や結露防止が必要な地下倉庫、冷蔵倉庫などにご使用いただけます。

ロック部は保安を必要とする場所にご使用いただける「施錠タイプ」と、マイナスドライバーなどでも開閉が可能な「通常タイプ」の2種類を設定しています。

ボルト固定式 施錠タイプ
ボルト固定式 通常タイプ
設置イメージ

一般形

配線・配管などの点検口が必要な場所の内、防水・防臭性が必要とされない場所にご使用いただけます。

把手部は専用の鍵でのみ開閉が可能な施錠機能がある「把手ロック式」と、開閉が容易な「落し込み把手」の2種類を設定しています。

把手ロック式
落し込み把手
設置イメージ

4.使用場所

屋内外用と屋内用を設定しています。

屋内外用

屋外および屋内の水掛り部分並びに多湿な箇所の床に設けるもので、錆びにくいオールステンレス製です。
屋内外用 該当機種
充填用 MSXL-M MSXM-M MSXS-M MSXO-M MSELW-M

屋内用

屋内外用以外で、一般室内等の床に設ける製品です。

5.サイズ

機種により、設置場所の蓋寸法と受枠までも含めた受枠外寸法を目安に製品サイズを決定してください。