エキスパンションジョイントカバー


建物用エキスパンションジョイント


エキスパンションジョイントカバー設計上の留意点

EXジョイントの能力を充分に発揮させるために、
以下の項目に留意して設計を行ってください。


好ましくない例
良い例
柱型側にすきまを設けた場合、複雑な揺れに対する柔軟性が少なく、景観性にも劣ります。
そこで柱型とは逆側にすきまを設けて、EXジョイントを敷設します。



好ましくない例
良い例
柱型入隅部のすきまにEXジョイントを取り付けると、時間的、経済的に負担がかかり、また見た目も悪くなってしまいます。
その点、柱型より少し離れたところにすきまを設ければすっきりと納まります。



好ましくない例
良い例
庇の端部までEXジョイントを取り付けると、揺れに対する柔軟性は欠け、また余分な費用がかかってしまいます。
そこで庇に切り込みを入れ、直線状に敷設して柔軟性を持たせます。



好ましくない例
良い例
ベランダ部も庇部と同様、経済的に無駄が多く、柔軟性も劣るためベランダ部に切り込みを入れて、直線状に敷設します。また床面には床用EXジョイントを取り付けます。



好ましくない例
良い例
外壁に凹凸がある場合は、外壁の凹凸部より雨水が建物内に流れ込み、 漏水を招く危険性があるため、凹凸部をすきまよりある程度逃がしてEXジョイントを敷設します。