点検時期 | 実施者 | 点検の目的 | |
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竣工時検査 | 竣工時 | 専門技術者 (工事監理者立会) |
正しく施工され作動に支障がないか確認する。 |
通常点検 | 1年に1回程度 (状況に応じて、関係者協議により簡略化、省略可) |
原則、専門技術者 | 異常の早期発見と事故の防止を図るために、製品やその使用状況を確認する。 日常的変化または経年劣化に起因する異常がないか調べる。 |
定期点検 | 竣工5年後、10年後、以後10年毎に実施 | 専門技術者 ( 製作者の立会が望ましい) |
異常の早期発見と事故の防止を図るために、製品やその使用状況を確認する。 日常的変化または経年劣化に起因する異常がないか調べる。 |
応急点検 | 大地震や台風・火災・洪水などの災害発生直後 | 原則、専門技術者 (設計者または施工者対応可) |
大地震や台風・火災・洪水などの災害を受けた直後、速やかに製品への影響の有無を確認する。 |
詳細点検 | 定期点検や応急点検で異常が発見された時 | 製作者 (設計者または施工者立会が望ましい) |
異常が発見された箇所の原因究明を行う。 |
点検内容 | 点検項目 | 点検方法 | 判定基準 | 点検時期 | |||
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竣工時 | 定期(1) | 定期(2) | 応急 | ||||
可動状況 | 障害物の有無 | 目視 | 可動域に障害物がない | ○ | ○ | ○ | ○ |
損傷・劣化状況 | 作動機構※ | 目視 | 機構、作動上問題がない | ○ | (○) | (○) | |
仕上材、シーリング | 目視 | 有害な劣化がない | ○ | ○ | ○ | ||
鋼材の発錆 | 目視 | 著しい赤錆、浮錆がない | ○ | ○ | ○ | ||
取り付け部の躯体状況 | 目視 | 亀裂などがない | ○ | ○ | ○ | ○ | |
残留変形 | 目視 | 有害な変形がない | ○ | ○ | |||
密閉状況 | 漏水 | 目視 | 漏水していない | ○ | (○) | ○ |