エキスパンションジョイントカバー


免震エキスパンションジョイント


カネソウの振動台試験装置

自社保有の振動台で性能確認試験を行い、信頼のおける性能を提供します
カネソウでは、振動台で性能確認試験を行い、目標性能を満足する免震エキスパンションジョイントを提供しています。
免震製品の特性上必要になる開発段階での挙動確認や、性能確認試験から得た知見が製品開発に活かされています。
また個別案件への対応力を高めるとともに、更なる高機能製品の作り込みに注力しています。

2次元振動台・1次元振動台


2次元振動台を2基設置しており、同時加振で最大変位±1600mm(X方向、Y方向)の加振が可能です。免震建築物と免震建築物間の試験が行えます。(1号機・2号機)
1次元振動台は±10mm(Z方向)10Hzの正弦波加振が可能です。(3号機)
項目 仕様
試験機 2次元振動台×2基
加振方向 X方向, Y方向(2基4軸同時加振可能)
最大搭載質量 800kg
振動台寸法 1,600mm×1,600mm
駆動方法 サーボモーター ボールねじ駆動方式
加振能力(無負荷時)

-

X方向 Y方向
最大変位 ±800mm(注) ±800mm(注)
最大速度 120cm/s 120cm/s
最大加速度 0.3G(2.94m/s2 0.3G(2.94m/s2
(注)1号機、2号機を同時加振で最大変位±1600mm

項目 仕様
試験機 1次元振動台
加振方向 Z方向
最大搭載質量 800kg
振動台寸法 1,000mm×1,000mm
駆動方法 ギヤードモーター 駆動方式
加振能力(無負荷時)

-

Z方向
最大変位 ±11mm
最大速度 69.1cm/s
最大加速度 4.42G(43.4m/s2
最大振動数 10Hz

3次元振動台


3次元振動台は、低周波数域〜高周波数域までの、全域においての波形精度が非常に高く、微小振動や長周期地震動の再現が、加速度制御でダイレクトに実行できます。


項目 仕様
試験機 3次元振動台
加振方向 X方向, Y方向, Z方向(3軸同時加振可能)
最大搭載質量 8,000kg
振動台寸法 2,000mm × 2,000mm
駆動方式 永久磁石方式動電型
リニアスライド駆動方式
周波数範囲 0.1Hz〜100Hz
加振能力(無負荷時)

-

X方向 Y方向 Z方向
最大変位 ±200mm ±200mm ±75mm
最大速度 120cm/s 120cm/s 100cm/s
最大加速度 2.00G
(19.6m/s2
2.00G
(19.6m/s2
1.53G
(14.9m/s2



免震エキスパンションジョイントガイドライン(一般社団法人日本免震構造協会編)に基づいた
性能確認試験が実施できます

速度100cm/sの正弦波加振および免震建築物と免震建築物とを繋ぐ渡り廊下の相対変位の地震応答波加振が行えます。



振動試験データの検証

性能確認試験は、3次元振動台では、レーザ変位計、加速度センサで、また2次元振動台では、加速度センサで、1次元振動台はレーザ変位計で、物理的な動きのデータを記録します。記録した加速度データを解析して、速度、変位を視覚的に表示して性能の確認を行います。

3次元振動台制御室

リアルタイム振動解析装置 モニター画面


記録した加速度データを解析して視覚化した図