エキスパンションジョイント




免震構造建築用MXシリーズ 機能別分類表・性能指標・強度基準


機能別分類表

屋根・外壁・天井・内壁部

使用場所 製品符号 機能 構造 機構の分類
X方向
機構の分類
Y方向
屋根 MX12 本体パネルステンレス製プレートタイプ スライド式 スライド式
外壁 MX22 本体パネルステンレス製プレートタイプ 片側せり出し式 ヒンジスライド式
MX22IP ジャバラスクリーン付 本体パネルステンレス製プレートタイプ 片側せり出し式 ヒンジスライド式
MX22R 本体パネル先端ローラー付 本体パネルステンレス製プレートタイプ ヒンジローラー式 ヒンジローラー式
天井 MX44SB-U 本体パネルスチール製仕上材貼りタイプ 固定側せり上がり式 スライド式
MX44S-U 本体パネルステンレス製プレートタイプ 固定側せり上がり式 スライド式
MX44 本体パネルステンレス製プレートタイプ レールスライド式 レールスライド式
MX44E エコノミー仕様 本体パネルステンレス製プレートタイプ スライド式 スライド式
内壁 MX55S-FF 本体パネルステンレス製プレートタイプ 両側せり出し式 ヒンジ伸縮式
MX55 本体パネルステンレス製プレートタイプ スライド式 ヒンジスライド式
MX55S-W 本体パネルステンレス製プレートタイプ 折れ曲がり式 ヒンジ伸縮式

床部

※1 適用荷重についてはこちらをご参照ください。
使用場所 製品符号 適用荷重 ※1 機能 構造 機構の分類X方向 機構の分類Y方向
屋内 MX66NT-FF 歩行用 本体パネルスチール製仕上材貼りタイプ 片側のみ込みスライド式 レールスライド式
MX66TRF 歩行用 本体パネルスチール製仕上材貼りタイプ 両側のみ込みスライド式 スライド式
屋内・屋外 MX66SP-U 歩行用 本体パネルステンレス製仕上材貼りタイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX66SP-F 歩行用 本体パネルステンレス製仕上材貼りタイプ スライド式 スライド式
屋外
(エントランス等)
MX77VTEF-U-M 歩行用 歩行者危害低減可動先端カバー付 本体パネルステンレス製仕上材充填タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77VTE-U-M 歩行用 本体パネルステンレス製仕上材充填タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77VTHF-U-M 歩行用 歩行者危害低減可動先端カバー付
排水スリット付
本体パネルステンレス製仕上材充填タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77VTH-U-M 歩行用 排水スリット付 本体パネルステンレス製仕上材充填タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77ST-U-M 歩行用 エコノミー仕様 本体パネルスチール製仕上材充填タイプ 片側せり上がり式 スライド式
屋外
(駐車場等)
MX77D-U-R5 輪荷重5トン 本体パネル鋳鉄製ノンスリップタイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77D-F-R5 輪荷重5トン 本体パネル鋳鉄製ノンスリップタイプ スライド式 スライド式
MX77G-U-6 T-6 本体パネルスチール製グレーチングタイプ先端カバーのみ縞鋼板製 片側せり上がり式 スライド式
MX77C-U-6 T-6 本体パネルスチール製全面縞鋼板タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77CE-U-2 T-2 エコノミー仕様 本体パネルスチール製全面縞鋼板タイプ 片側せり上がり式 スライド式
MX77CE-F-2 T-2 エコノミー仕様 本体パネルスチール製全面縞鋼板タイプ スライド式 スライド式
狭小部 MX77PTRF-F 歩行用 免震クリアランスカバー付 本体パネルステンレス製凹凸加工付プレートタイプ スライド式 スライド式

クリアランスカバー・侵入防止柵・廊下用手摺・スリットカバー・スクリーン 

使用場所 製品符号 機能 構造
免震クリアランス MX-TRF 免震クリアランスカバー
侵入防止柵 MX-TEC-Y 床固定用 本体ステンレス製横桟タイプ
廊下用手摺 MX-TEB-K 壁固定用 本体パネルステンレス製ボックスタイプ
MX-TEV-YA 床固定用 本体アルミニウム製縦桟タイプ
MX-TEV-KA 壁固定用 本体アルミニウム製縦桟タイプ
MX-TEVP-YA 床固定用 本体アルミニウム製パネルタイプ
MX-TEVP-KA 壁固定用 本体アルミニウム製パネルタイプ
免震スリット(鉛直) MX-SC 免震スリットカバー 本体ステンレスバネ鋼製プレートタイプ
免震クリアランス MX-JB 免震スクリーン 本体ステンレスバネ鋼製ジャバラタイプ


床部免震エキスパンションジョイントの特徴

X方向の機構の種類

片側せり上がり式
歩行者危害低減可動先端カバー
片側せり上がり式

スライド式



排水スリット付(MX77VTHVTHF

建物の外壁に降り注いだ雨水は、屋外の床に流れ落ちます。この建物側(免震部)から流れる雨水を、免震クリアランス内の排水ピットに流すため、受枠にスリットが設けられた免震エキスパンションジョイントです。

排水スリットの開口面積は13950mm2/mとなっています。

目地ズレ防止機能付(MX77VTEVTEFVTHVTHF

従来、免震エキスパンションジョイントは、地震や歩行者の通行により本体パネルがズレ、目地部に大きな隙間が生じることがありました。MX77VTタイプは、受枠の固定ピンに設けられた「本体パネル位置決めプレート」により、本体パネルがズレても元の位置に戻り、目地が美しく揃います。
目地ズレ防止機能01



免震エキスパンションジョイントの性能指標の分類について

カネソウEXジョイント免震構造建築用は、一般社団法人日本免震構造協会が定める、「免震エキスパンションジョイントガイドライン」に基づいた製品を提供しています。

免震エキスパンションジョイントガイドラインに基づく性能指標の分類(抜粋)

性能指標 確認方法 使用箇所(参考)
A種 設計可動量まで損傷しないことを振動台試験(※1)により確認する。 避難経路
人・車の通行の多い箇所
B種 設計可動量において軽微な損傷であることを振動台試験により確認する。
または、設定可動量まで損傷しないことを加振台試験(※2)により確認する。
人の通行のある箇所
C種 図面により可動することを確認するのみ。 ほとんど人の通行がない箇所
※1.振動台試験
アクチュエーターなどにより、地震動の再現加振などを試験体に与え、目標性能を確認する試験。

(一般社団法人 日本免震構造協会編「免震エキスパンションジョイントガイドライン」に基づく)
(動画内試験体:屋外床用 MX77VTEF-U-M)
※2.加振台試験
手動やフォークリフトまたは電動モーターにより、2次元の加振を試験体に与え、目標性能を確認する試験。


(動画内試験体:屋外床用 MX77VTEF-U-M・廊下用手摺 MX-TEV-YA)


強度基準

床部免震エキスパンションジョイントの強度基準は下表の通りです。

強度 荷重 載荷板 基準・規格 設置場所
輪荷重5トン 50kN 200×500mm 車両制限令に基づき、道路を通行する車両の最高限度である、総重量25,000kgf、1輪荷重5,000kgfまでの車両の乗り入れが可能 建物内、建物敷地内、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所
T-6 23.5kN 200×240mm 総重量6,000kgfまでの車両の乗り入れが可能 建物内、建物敷地内、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所
T-2 7.8kN 200×160mm 総重量2,000kgfまでの車両の乗り入れが可能 建物内、建物敷地内、車道以外で車両の乗り入れる可能性のある場所
歩行用 5.0kN/u 等分布荷重 道路橋示方書、歩道等の群集荷重 建物まわり(玄関先など)
3.5kN/u 等分布荷重 建築基準法施行令 第85条 積載荷重 建築物の屋内床

輪荷重5トンについて

車両制限令で規定されている、 総重量、軸重、輪荷重とは下図のとおりです。

道路を走行できる車両の一輪あたりの最大荷重は5トンまでです。


T-6・T-2について

荷重に対する考え方は下図のとおりです。



※社団法人 日本道路協会
 道路橋示方書・同解説 平成2年2月版 に基づく。

車両の荷重が加わる場所に
EXジョイントを設置する場合の注意

床部免震エキスパンションジョイントは、徐行で通過する車両の荷重に合わせて設 計しております。車両が頻繁に通行する場所や、車両が転回する場所、車両制動(ブ レーキをかけること)を行う場所には適しません。 また、車両通行時に地震が発生し た場合、カバーが破損する恐れがあります。